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「急に家族や恋人が被疑者として逮捕された。」こんなドラマのような出来事、実はあなたの身にも起こる可能性があります。 ある日突然、刑事事件に巻き込まれてもどうしたらいいのかわからない人がほとんど。まず何をすればいいのか、これからどんなことが起こるのか、 なにもわからない状態では不安になってしまいます。そんな時に頼りになるのが弁護士です。弁護士だから刑事事件の加害者や被疑者をサポートできる点が大きく分けて3点あります。
一般的に、罪を犯した疑いのある人は刑事事件の被疑者として、警察に逮捕されて身柄を拘束されます。しかし被疑者の身柄拘束は警察の義務ではないことを知っていましたか?被疑者が普段の生活を送りながら捜査を受ける、在宅捜査という捜査方法もあるのです。
ではなぜ、警察や検察は被疑者の身柄を拘束するのでしょうか。様々な理由が状況によってありますが、一般的に言われているのは以下の3点です。
1被疑者の逃亡を予防する
2事件の重要な証拠隠蔽を防止する
3いつでも取り調べできるようにする
①と②は、警察と検察の立場から考えて重要なことです。事件の捜査に支障が出ないようにするためには納得できる理由でしょう。
③は在宅捜査で被疑者と取り調べのためにスケジュールを調整する手間を考えれば仕方がない気もします。
しかし、犯人である可能性が低いにも関わらず、身柄を拘束されてしまう可能性もあるでしょう。逮捕されてしまうと被疑者の精神的なダメージが大きく、社会的な評価も落ちてしまう恐れもあります。
そこで頼りになるのが弁護士の存在です。弁護士であれば法律の範囲内で、被疑者の身柄を解放するために動いてくれます。これは法律の知識や逮捕された後の流れなどがわかっていないとなかなかスムーズに出来ないでしょう。
刑事事件が裁判にかけられた場合、ほぼ100%の確率で有罪判決が出されることを知っていますか? この事実はここ10年間変わっていません。そのため、日本では刑事事件が起訴されればほとんどのケースで有罪確定と言っても過言ではないのです。
そこで大切なのは、あなたの近しい人が被疑者となっている刑事事件を不起訴に持ち込むことです。しかし、不起訴にするにはどうすればいいのか、普通の人にはわかりません。ここで、弁護士の出番です。弁護士は法律の知識やこれまでの裁判の経験から、被疑者の事件を不起訴にするためにさまざまな手段を駆使します。また、あなたが不安に思っている点を相談できたり、弁護士のアドバイスによってやるべきことが明確になったりするのです。
3弁護士への依頼3:法廷で被告人を弁護してくれる
検察の起訴を阻止しようとあらゆる手を尽くしても、残念ながら被疑者が起訴されてしまう場合があります。そこでまずすべきことは、保釈申請によって被疑者の身柄を解放させることです。被疑者は起訴されれば「被告人」と呼び名が変わるため、弁護士に依頼して被告人を保釈させるための手続きを行いましょう。
最初の裁判は起訴されてから約2ヶ月後に行われます。 裁判において弁護士の存在はどのような状況であっても必要不可欠です。 弁護士の適切なアドバイスと状況判断をもとに、少しでも被告人にとって良い判決が得られるように裁判に臨みましょう。
ここまで読んで頂ければわかるように、刑事事件において被疑者やその家族と恋人が相手にするのは、警察や検察など法律のプロたちです。 そこで、法律の知識のない人間がいくら手を尽くしても、対処できることは限られており弁護士抜きに刑事事件に対応することは無謀だといえます。 被疑者として疑いをかけられた場合、罪を犯していないなら無実を証明するために、罪を犯しているなら適性な刑罰が課せられるように、 弁護士に相談して適切なアドバイスを受けるようにしましょう。